チャンピオンズリーグ グループステージ 第1節 ナポリ対リバプール レビュー
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結果は4-1の完敗
※Gゴール Aアシスト Pペナルティ
5分 PGジェリンスキー
31分 Gアンギサ Aジェリンスキー
44分 Gシメオネ Aクヴァラツヘリア
47分 Gジェリンスキー
49分 Gディアス Aロバートソン
フォーメーション
リバプール
フォーメーションは4-3-3。
前の試合からヌニェスとカルヴァーニョに替えフィルミーノとミルナーをスタメンに起用。
怪我人 コナテ ヘンダーソン ケイタ チェンバレン ラムゼイ
ケレハー カルヴァーニョ ジョーンズ
ナポリ
フォーメーションは4-2-3-1。
ジェリンスキーがプレスに出る瞬間は4ー4-2。
怪我人 デミ
交代
リバプール
46分 ゴメス→マティプ
62分 フィルミーノ→ヌニェス サラー→ジョタ ミルナー→チアゴ
77分 エリオット→アルトゥール
ナポリ
57分 クヴァラツヘリア→ゼルビン ポリターノ→ロザーノ
74分 ジェリンスキー→エルマス ルイ→オリベラ
試合内容
リバプールの完敗と言っていいだろう。
ビルドアップ
ビルドアップではジェリンスキーが2トップの形なりファビーニョを消しながらプレス。ロングボールで回避することしかできずボールを回収された。ビルドアップの修正は必須。
ハイラインの裏
ナポリはリバプールのハイプレス・ハイラインの弱点をつくように戦ってきた。
敢えてキーパーまで戻し幅を広くポジションをとり、リバプールをナポリ陣地に引き込み縦横に間延びさせプレスまでの距離を伸ばした。
それからボランチ経由かリバプールのウイングの頭を越すロブパスでプレスをサイドに回避。回避後にハイラインの裏を狙った斜めのロングボール。たとえ跳ね返されてもリバプールは間延びしているセカンドボールの回収率は落ちる。
それに現状のリバプールはネガトラが非常に遅い。効果的だった。
リバプールは4失点してから動きが良くなった。ナポリが緩めたからかどうかはわからないけど。ただディアスのゴール1点を返すので精一杯だった。
ナポリはリバプールの弱点を淡々と突いてきた。ナポリのプラン通りに進まされた試合だった。完敗である。
悪い点
ゴメスはエバートン戦でも不安定なプレイだったがこの試合で露呈してしまった。おそらく次戦はマティプが起用されるだろう。
エリオットとミルナーでは守備の強度が足らない。
あまり見かけなかった無気力な守備が今シーズンは多い。
良い点
リバプールが良かった点としては怪我人の復帰。
マティプとダイクのコンビの方が安定している。
チアゴのパス能力にネガトラ時のポジショニングの良さ。(本来なら中盤の選手は決まり事としてある程度できていてほしいが)
個人的にはアルトゥールは好印象。チアゴとケイタの中間ぐらいのプレースタイルだろうか。右サイドは現状は人がいないのである程度計算できそう。
最後に
アウェイとは言え屈辱的な完敗で終えたグループステージ第1節。過密日程でどう修正するのかは監督、コーチの判断しだい。そして選手の奮起にも期待する。やられたまま終わっていいわけがない。
個人的には走れてないので少しポゼッションを捨てカウンターの比率を上げても良いのではと思います。ネガトラは悪くてもポジトラはましなので。
理想を追い求め継続するのか現実的な方法を選択するのか、どの選択をしてもサポーターは応援するだけですYNWA。